EDの症状改善と東洋医学

EDの治療といえば、泌尿器科の専門医などを受診することになるものとみられますが、そのときに第一の選択肢となるのが、PDE阻害剤とよばれるタイプの医薬品の服用です。
この種の医薬品は、性行為をする前に服用することによって、性器につながる血管を拡張するはたらきがあるため、性器に十分な血液が行き渡らないことによって起きるEDの症状を改善する効果があるのです。
医薬品の銘柄によってさまざまな特徴があり、たとえば服用してからごく短い時間で効果を発揮するもの、あるいは服用後何十時間も効果を発揮するものなどがあります。
ただし、心臓疾患のための医薬品として処方される硝酸薬などとは相性が悪く、併用することによって意識障害が起きる可能性があることから、こうした持病を抱えている人については、残念ながらED治療薬を服用することができないという事情があります。
いっぽう、西洋医学ではなく、東洋医学のほうでも、EDの症状への対策がとれないわけではありません。
東洋では古くから生命エネルギーは腎のはたらきによるものという考え方があるため、たとえば漢方薬としてクコの実のような強壮作用のあるものを摂り入れて、腎のはたらきを活発にするという手段が考えられます。
漢方の体系は西洋医学とは異なり、患者の体型などによっても微妙に処方を変えるといったこともありますので、実際に服用するにあたっては、医師や薬剤師などの的確なアドバイスが必要となります。